空中逍遥ブログ

そらなかのちょっと長い呟きです。

私のVOIVODの思い出

スラッシュメタルに実験的要素を取り込むことで、独自の進化を遂げたカナダのスラッシュ/プログレッシヴ・メタル・バンド VOIVOD の1stを除く初期3作品、1986年発表の2nd『Rrroooaaarrr』、1987年発表の3rd『Killing Technology』、1988年発表の4th『Dimension Hatross』が、NOISE RECORDSから 2CD+DVD DX エディションで再発…

 VOIVODの2nd『Rrroooaaarrr』は、発売当時よく通ってた広島市内の輸入盤屋で漫画チックな戦車のイラストのジャケットに惹かれて購入した(もちろんLPで)。未知のスラッシュメタルバンドとの出会いに期待に胸を膨らませながら家に持ち帰ったは良かったが、ターンテーブルに乗せヘッドホンを装着し針を落とした瞬間から、メロディの欠片もなく曲間のつなぎ目すらわからない混沌としたサウンドに頭を抱えることとなってしまった。(笑)

 なんとか頑張って聴き返し、結局計4回程『Rrroooaaarrr』をAB面通して聴いたが、スラッシュメタルに身を任せるとき特有の爽快さすら感じられず、好きになれる要素を見つけることができないまま聴き返すたびに拷問に近い感覚を味わうことに。で、その後はラックの肥やし。1年後くらいに売却したんだっけか。

 あれから30年。その間に私は、自分の中の卑小なポップミュージックの概念を衝撃的なサウンドで打ち崩してくれる尖がった音楽にもずいぶん出会い、いろんな意味で耳は鍛えられ、耐性もついた。ひょっとしたらこのデラックス・エディションでのVOIVOD初期作品の再発、30年越しで私に巡ってきた、"『Rrroooaaarrr』再チャレンジの機会"なのかもしれない。