空中散歩ブログ

そらなか004の思い出の保存庫です

変な夢。なぜにモスバーガー?

 PCを置いているデスクの椅子の上で胡坐をかいた状態で眠るのが、最近すっかり上手くなってしまった。今朝もそんな感じで1時間半くらい二度寝してしまっていたのだが、その時におかしな夢を見た。夢なんてものは、目が覚めた瞬間より頭の中のブラックホールにどんどん吸い込まれていってしまうものだが、今朝見た夢も場面場面を繋ぐ繋がりの部分の記憶が抜け落ちてしまっているので残っている断片をここに書き記しておく。

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 夢の中の私は、何県の何処なのかは全く不明だが、町を上げてのお祭りのようなイベントの開催日らしき日に、その町の中心部であろうアーケード街とそこに交差している幾つかの通りをとにかくうろうろと歩き回っていた。

 途中で腹が減ったのだろう、ある通りにあるモスバーガーに入ったのだが、そういう日なので客も多く満席で座れない。しかたなくお持ち帰りで何点か買い物をして店を出た。出てすぐの所に交差点があり、そこで信号待ちをしている時に同年代くらいの中年男性に声を掛けられた。誰かと思えば高校時代の同級生で当時は割りと仲がよかった男。卒業してからも時々会って飲みに行ったりもしていたのだが、20歳代の前半の頃に彼が私や他の友人達に対して起こした幾つかの不実な行動が原因で私は彼と距離を置くようになり、そのまま歳月の流れと共に全く疎遠になってしまった。そういう経緯からも、正直言って会いたくない男であったので適当に話をしながら一緒に歩き、頃合を見計らって私は彼を撒いて逃げ出したのであった。(笑)で、逃げ切ったあとに私は、彼と出会う前に立ち寄ったモスバーガーにせっかく買ったハンバーガー等何点かの品物が入った紙袋を忘れてしまったことに気が付いた。これが今朝見たこの夢の核の部分である。(笑)

 私は、品物が入った紙袋を置き忘れたモスバーガーを探して、お祭りイベントで賑わうアーケード街とそこへ交差しているいくつかの通りをさんざん歩き回ることとなる。ハンバーガーショップなど、比較的自宅に近い場所にあるマクドナルドを時々利用するくらいで、モスバーガーなどもう20年は利用していない私なのに、モスバーガーに振り回される夢を見るなんて...

 探し歩く途中で、現実では全く興味が無いメイド喫茶の店の前に置いてあるモニターの前で私は立ち止まり、中で行われているメイドさん達のショータイム(?)を眺めていた。歌い踊っているメイドさんの中に、ちょっと気になる子がいたので、店の中に入ってみようとしたのだが、入り口で「満員ですから」と係員に止められた。

 再びモスバーガーを探して歩き始めたら、アイドルグループが幾つか出演してライヴを行うラジオ番組の公開録音がある旨が記されたビラを手渡された。私はそのビラの地図を辿って公録場所のある広場のようなところに行った。広場の特設ステージではフリフリの衣装を着た知らない大人数女性アイドルグループがリハーサルの最中。ちなみにビラに載っていた他の出演者達もこれまた全く名前も聞いたことがないアイドルグループばかり。ステージ脇に待機してリハの順番待ちをしていた白のシックな衣装を着た3人組のアイドルグループに目を惹かれ近づいて話しかけてみた。思わぬ好反応でしばらく彼女達と歓談。現実の私は特典会以外でアイドルに話しかけたりは全くしないのだが...

 公録がはじまるまで1時間半くらい時間があるようなので、私は一旦広場を離れた。モスバーガーへの忘れ物のことが再び脳内で頭をもたげてきたので私は再び歩きはじめようとしたのだが、空からパラパラと雨が落ちてきた。通り雨なのかみるみるうちに雨は激しくなっていった。近くにあった昭和な感じの古めの外観の喫茶店で突然の雨をやり過ごすつもりで扉を開けたら、中には一人テーブルに座ってカレーライスを食べている、夢の最初の方で撒いて逃げた高校の同級生だった男の姿。慌てて扉を閉めたところで目が覚めた。

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 このように夢というのは、とっくに普段の生活と縁がなくなってしまったものや、とっくに縁が切れてしまった人と、その夢のキーワードもしくはキーマンという形で再会したり、普段の生活では絶対といって良いくらいに取らない行動を夢の中では取ってたりすることがあるから面白い反面怖いと思うこともままある。