もう残り1ヶ月ちょっとしかない連続テレビ小説「マッサン」（NHK総合）。週一の感想ツイート集も完走までもう少し。今週もやっちゃいます。
北海道は余市のでウイスキー工場を営みながら平和に暮らしていた亀山家（マッサン一家）にも、戦争の影響が及んできたという週。スコットランド出身であるエリーは敵国（英国）の人間として特高警察のマークの対象に。やがて亀山家に踏み込んできた特高警察にエリーが逮捕されかかるまでの過程が今週の目玉だったのだけど、最終日の土曜日の放送に至るまでの様々な伏線の張り方が実に細やかで、しかもそれらは「戦争」の別の側面を魅せてくれるものばかりでした。（高慢な海軍将校さんとか、突然、余市の亀山家に現れたキャサリンさんとか、美紀さんデコの母子とか...）
【第20週】2月16日～21日「夏は日向を行け 冬は日陰を行け」あらすじ（公式サイト）
#マッサン 軍の指定工場（しかもウイスキー工場）を真ん中に据えて戦時中を描くドラマというのは新鮮かも
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2015, 2月 16#マッサン 連戦連勝の日本軍を伝えるラジオ。恐らくあの当時、全国の床屋で今日の放送と似たような光景が展開されていたんじゃないか？昭和の浮世床。
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) February 16, 2015#マッサン 初対面から気が合い惹かれあってる感じのエマと秀子。要注目の二人かも。秀子がエマになんらかの影響を及ぼしそう
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2015, 2月 17#マッサン 思わずコケてしまいそうなエマの「蘇州夜曲」の弾き語り。約1年前、「#ごちそうさん」で希子が処分として大陸へ行かされる悠太郎に歌って聞かせたのが確かこの歌じゃなかったかな。ふと思い出したよ
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) February 17, 2015#マッサン エリーに忍び寄る特高警察（？）これはまあ特殊な例。このドラマでは、ホントに徐々に徐々に、戦争が庶民の生活に侵食してくる感を出していますね
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2015, 2月 17#マッサン 好きなもの大切なものを奪っていくのが「戦争」という描き方を徹底していくのかな？で、今週はエマのそれを象徴的にってことかな？あの教室でのシーン、秀逸だと思いました
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2015, 2月 18#マッサン 外に特高警察が張っているという設定が、余計にキャサリンさんの話を緊迫感とスピード感と臨場感があるものにしていますね。特高がタバコを足で踏みにじって消すシーンを混ぜるという小技も心憎いね
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) February 18, 2015#マッサン 俊兄のもうひとつの役割が見られましたね。あｎ場面で、マッサンが弱音を吐ける相手は俊兄以外にはいないよね
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2015, 2月 18#マッサン ここまで戦時中の写真や映像は一切使用されないし、戦局を伝えるラジオ放送、軍人さん、特攻が必要最低限に登場するだけなんだけど、時代が緊迫してきているってことは、ビシビシ伝わってきますな
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2015, 2月 19#マッサン なんかエマが危うそう...
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2015, 2月 19#マッサン 特高の家宅捜索シーン、指揮を執る刑事の傲慢な態度、あれがこのドラマで描かれる戦争の象徴なのでしょう。善良な人々の幸せな生活の中を土足で踏み荒らしていくもの...
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) February 20, 2015#マッサン なるほど！こういうおいしい展開があったのね。海軍将校をああいうキャラにして、そこに柏原弟をもってきた理由がわかったような気がした
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2015, 2月 20#マッサン エリーの手紙等のことを特高に密告してしまった美紀さんを責める声がご婦人方から聞えてこなかったのは、夫の戦死という事実もさることながら、皆、多かれ少なかれエリーに対し一度は似たような気持ちを抱いたことがあるからじゃなかろうか？
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) February 20, 2015#マッサン デコは今日で見納めか...ちょっと残念だ。あの役の娘はイイ！でも、いずれ別のドラマでずっと大きな役でお目にかかれる日がくるでしょう
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2015, 2月 20#マッサン 結局、美紀さんデコの親子像もこのドラマが描くところの「戦争」がもたらす悲劇の象徴のひとつということだったのでしょうな。
一時の気の迷いで、誰も幸せになれないどころかせっかく得たささやかな幸せすら失ってしまうことに気がつかない行動をしてしまう...
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2015, 2月 20