空中散歩ブログ

そらなかのちょっと長い呟きです。

僕はさすらいの児♪

  先月だったか、7、8年ぶりにCDを買い直してこうして手元に戻ってきた、私にとっての忘れじの名盤のひとつである、加川良の『親愛なるQに捧ぐ』。私の知っている範囲内での1970年代の日本のフォークの傑作の一枚。

親愛なるQに捧ぐ

親愛なるQに捧ぐ

 

  ピアノとストリングスをバックにジェントルな響きの加川の歌が聴ける「偶成」、吹きすさぶ木枯らしの中でギターを抱えてやさぐれてる感が印象的な「こがらし・えれじい」、加川流のトーキング・ブルースの「下宿屋」あたりが、今年の秋ごろからヤケに頭の中で鳴りだす事が多くて、ついに購入に至ったのでありました。

 1970年代初めのカントリー・ロックの音に、日本的な情緒をまぶした、このアルバムで聴ける楽曲群は、数年ぶりに冬らしい寒さと、この季節がもたらす様々な自然現象をダイレクトに感じているここ数日の私には、せまい部屋の中のストーブのような暖かさを伴って私の耳に響いてきます。