空中逍遥ブログ

そらなかのちょっと長い呟きです。

ウイッシング・ウェル

  この日曜日、広島市内へ出かけた際に立ち寄ったHMV本通店で購入した数枚のCDの中の1枚が我が忘れじのロック・バンド、フリーの『ハートブレイカー+6』。プラケース、紙ジャケ、再発年とバラバラではあるけれど、これでフリーのオリジナル・アルバムはライヴ盤も含めて国内盤で7枚全部、私の手元に揃ったことになります。そうなったのはこれで何度目かな?(笑)

ハートブレイカー+6

ハートブレイカー+6

 

  名ベーシストのアンディ・フレイザーの姿はなく、要たるギターのポール・コゾフも健康面の問題で全曲参加出来ず、クレジットはゲスト・ミュージシャン扱い。もはやホントに短かった黄金期のフリーはここには居ないけれど、ポール・ロジャース(ヴォーカル、ギターも兼任)、サイモン・カーク(ドラムス)、山内テツ(ベース)、ジョン・"ラビット"・バンドリック(キーボード)の新生フリーによって奏でられるグルーヴが久々に聴く耳にやけに心地よくて、終焉に向かっていったバンドの史実はともかく、新たなサウンドの要のラビットを中心にしたこのフリーの次作も聴いてみたかったな...なんて思ったりもしました。

 すぐれない体調の中、尋常じゃない集中力で弾いたと思われる2曲目の"カム・トゥゲザー・イン・ザ・モーニング"や4曲目"ハートブレイカー"で聴けるコゾフのソロは刺さります。心打たれます。英国から世界へ名を轟かせたフリーのギタリストとしてのポール・コゾフの白鳥の歌。つい姿勢を正して聴き入ってしまいます。