空中逍遥ブログ

そらなかのちょっと長い呟きです。

お題に沿わせてもらいます

今週のお題「運動会とスポーツの秋」

 運動会の思い出か...

 もはや今となっては、果たしてあの体験はホントに私の実体験だったのか?と疑いたくなるほどおぼろな記憶なんですけど、「にわとり」のキーワードと一等のテープを切った生涯唯一と言ってもいい瞬間だけは鮮明なんですよね。今日は大昔のそんな話を。

 あれは小学校に上がったばかりくらいの年のころだったでしょうか。春の町内運動会のような催しに参加してでのことだったと思います。

 競技名はなんといったのかも思い出せません。↓たしかこんな競技だったと思います...

 1. 大人組と子供組が、数十メートルの距離を開けて向かい合っている。

 

 2. 出場者全員には何か紙が入った封筒が手渡されている。

 

 3. スタートの合図と共に大人組・子供組がそれぞれ相手側に向かって走りながら封筒を開け、中の紙に書いてある言葉を大声で叫ぶ。紙に書いてあったのは「さくら」だの「こいのぼり」だの「えんぴつ」だのといったわかりやすい単語ばかり。

 

 4. 実は大人組・子供組それぞれの封筒の中には、対(つい)が出来るように1枚ずつ共通の単語が書いた紙が入っている。

 

 5. 大人も子供も紙に書いてある単語を大声で叫びながら、共通の単語が書かれている紙を持った相方を探す。見つかったら二人一組になってスタートラインに向かう。

 

 6. そこにいる係りの人に共通の単語が書かれている紙を見せてから、二人一組で手を繋いで数十メートルの直線距離を走ってゴールイン。

  私の封筒の中には「にわとり」と書いてある紙が入っていました。「にわとりー、にわとりー」と二言叫んだ瞬間、私の手首は私の母と同年代くらいの女性(30歳前後くらい?)にいきなり掴まれ、私は彼女に引っ張られるままスタートラインへ向かい、そのまま一気にゴールインしました。ダントツの1等でした。

 あっという間の出来事でした。気が付いたら1等の旗の下にあの女性と共に座っていました。生まれて初めて1等のテープを切った瞬間の嬉しさは勿論ありましたが、それ以上に「いったい自分に何が起こったんだろう?」という気持ちの方が強かったですね。

 一緒にゴールした女性の顔とか、ゴールインしたあと何か話したか?とか、記憶は全く残ってないです。ただ、走ったり飛んだりが苦手な子供で、かけっこの順位はいつも下から数えたほうが早い有様だった私に、生まれて初めて1等のテープを切る瞬間を味あわせてくれた謎の女性として、彼女は今でも頭の隅っこにおぼろに存在し続けています。(笑)