中古レコード屋を覗くと、たまに特定のアーティストの作品が大量入荷してる時があって、どういう理由でコレクションを手放したんだろうかと、つい思いを巡らすな。特に貴重盤が多かったり、古いアーティストの時はいろいろと考えてしまう。
— 西中島ラモーンズ (@sowhatdosickie) August 19, 2014
↑一昨日だったか、リツイートされて我がタイムラインに乗っかった知らない方のツイート。中古盤屋通いをする習慣がある音楽好きなら、似たような経験をした人、結構いるんじゃないかな。
自分も何度かあって、ひとつよく憶えているのは、お店の名前らしきロゴを判子にしてジャケットの裏に押印してるジャズやブルースのレコードを、ひとつの中古レコード屋で大量に見つけたこと。"ジャズやブルースを聴かせることを売りにしている喫茶店かなにかが閉店して、店に置いていたレコードを売却しちゃった"のかもしれないな?なんて想像したものでした。
でも、これってのは、必ずしもロック・ファンだのジャズ・ファンだのに限った話ではなく、女性アイドルファン界隈でも見られる現象です。
今は一軒の大型店に統一されちゃったけど、かつて私の住む町にBOOK OFFが数件あった頃、ある店舗では毎年3月~4月頃にかけてモーニング娘。をはじめとするハロー!プロジェクト関連のCD、DVDが大量に入荷するという現象が数年見られました。市販のCD、DVDだけでなく、ファンクラブ会員でないと入手できない限定DVDや、コンサート会場で売られているパンフレットの映像版のようなDVDマガジンもたくさん混じっていたから、売りに来る人たちは単なるファンじゃなくそれなりにヲタだったのでしょう。私の住む市は大学もあり、高校も幾つかあるから、卒業(→進学or就職)を期にハロヲタを卒業し、所持していたアイテムを全て処分するつもりで売却していったのでしょうね。