さて、今週放送分のNHK総合・連続テレビ小説「花子とアン」の感想ツイート集を。
今週は3日目の6月5日に放送された、福岡の嘉納家で展開された蓮様劇場の印象が特に強かったですね。公式サイトのあらすじにはなぜか記されていませんが、あの日の15分中11分展開された重厚な人間ドラマは圧巻でした。仲間由紀恵演じる蓮子の女優魂を見せ付けられた思いでした。炭鉱の爆発事故に端を発した一触即発のキナ臭さや、嘉納家に訪れた大きな困難の中で初めて観られた嘉納夫妻の夫婦らしいささやか営み...
Twitterでもよく言われてることですが、まるで他局でやってるお昼の帯ドラマのようなドロドロした人間模様(福岡の嘉納家パート)。それにくらべるとどこか牧歌的な印象すら受ける甲府の安東家周辺。2つのドラマが同居しているように観えてしまうここ最近の「花子とアン」です。
蓮様のいる福岡の嘉納家の方が気になって仕方がない今週でしたが、一応このドラマの真の主人公であるはなのも、ようやく「これから」への大きな動きがありました。ふたつの外側からの刺激があって、数年ぶりにペンを取り一本の小説を書き上げたのです。それを売り込むために久しぶりに東京へ向かったのです。ようやく著述家「安東花子」へと向かい始めたようで、正直、ここ数週の「教師編」に若干退屈を覚えていた私としては、ホッとしました。
【第10週】 6月2日~6月7日 「乙女よ、大志を抱け」あらすじ(公式サイト)
徳丸の旦那は、こういう相談でも気軽に乗ってくれるところが良いね。 さて、彼が提案した大正時代の合コン(茶飲み会)とはいかなるものなのか? #花子とアン
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 6月 2
はなはもう20代半ば。当時の地方の田舎では行き遅れとして奇異の目で観られる年齢ではないか?そういう様子もないのは、そこは教師という人から敬われる職種ゆえか。 #花子とアン
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 6月 2
徳丸の旦那の息子・たけしが仕切る茶飲み会だけに、若干不安ではあるな。(笑)とりあえず彼なりに真面目に跡取り息子としての修行はしてるみたいだけど、粋さや見識の高さとは無縁そうな奴だしw #花子とアン
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 6月 2
おとう、社会主義に傾倒の次は北海道開拓にロマンを見出したかw徳丸さんへの借金を返し終えたら、北海道に渡っちゃいそうで怖いww #花子とアン
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 6月 2
合同パルピテーション会と銘打った、ももから朝市への告白の場を設けたワケだろ?それなら事前にももにはしっかり言い含めておかなきゃ!あれじゃホントに単なる茶飲み会だわw #花子とアン
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 6月 3
それにしても、蓮様からはなへの郵便物をはなが開封した瞬間、ドラマの空気が一気に変わったよね。のんびりしたドラマの本筋の中にサイドストーリーである嘉納家でのある種異常な家庭環境や一触即発的な空気が侵食してきたって感じ。 #花子とアン
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 6月 3
九州の石炭王・嘉納家は、炭鉱の爆発事故やそれにともなって起こった労働争議やらで、きな臭いムード満載。屋敷内に乱入してきたのは、労働争議の中心人物か、はたまたヤケになって暴徒化した末端労働者か?蓮様はどう対応する?とにかく嘉納家周辺の方が断然気になってしまう今週の #花子とアン。
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 6月 3
蓮様ははなを「腹心の友」であると同時に、表現方法は違っても「文芸の道でのライバル」であるとも思っているようですね。だから「みみずの女王」発表以降これといった動きのないはながじれったいのでしょう。手紙が明らかに挑発的でした。彼女らしいwこういう蓮様、好きだなぁ。#花子とアン
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 6月 3
さて、#花子とアン だけど、前半は見事なまでに蓮様ワールド、蓮様劇場でしたね。ドラマのヒロインかくあるべしといった仲間さんの演技と表情。魅入ってしまいました。石炭王との初の夫婦らしいシーン、看病疲れの解れ毛、良かったなあ...
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 6月 4
福岡の嘉納家パートの重厚さに甲府の安東家周辺パートの方がサイドストーリーのように見えてしまうことが多々あるな。ももはどうやら本日放送分を境に転機を迎えることになり、はなの周辺もゴタゴタしそうだけど、そんなのどうにも小さなことに思えてしまって... #花子とアン
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 6月 4
嘉納家パートを見ていると、太閤秀吉と女達を想起してしまう。石炭王・伝助が秀吉で、蓮様とあの女中頭で、お寧、淀殿、数々の側室をとっかえひっかえ演じてるってイメージ。 #花子とアン
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 6月 4
あくまで個人的ないイメージの世界の話だけど、ももちゃんは安東家三姉妹の中では、容姿的にも雰囲気的にも一番明治~大正期の田舎娘っぽい。 #花子とアン
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 6月 5
月曜日放送分でも言ってたけど、ももははなが本当に大好きなんだろうな。だから朝市を諦めて北海道開拓の人に嫁ぐことを決めたわけだし、素直にはなの言うことに従って、教会の図書室に出向き、朝市に気持ちを伝えたうえでお別れをした。今日はもものいじらしさに萌えました。(笑) #花子とアン
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 6月 5
ただ、幼少期から長い期間、東京と甲府で離れていた分、はなともものエピソードが少なすぎるので、今日のエピソードは、いい話だったけど感情を揺さぶられるまでには至らなかったことは否定できない。#花子とアン
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 6月 5
「他の人が書いた本よりもおねえやんが書いた本が読みたい」「おねえやんの次の本を楽しみにしてる」 ももちゃんの北海道開拓の人との縁談エピソードは、遠くへ嫁いでしまうももにこの台詞を言わせるため。はなが再び物語執筆をはじめる、もう一押しのためだったんだな。#花子とアン
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 6月 6
個人的には、はなに早く書き始めて欲しいし、福岡から短歌を発信し続ける蓮様の人生と交差する瞬間も早く見たいので、書きあがった原稿を手に東京へ赴いたはなの姿にホッとさせられました。 #花子とアン
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 6月 6
若くて健康な働き手がどんどん居なくなる小作農家の安東家。マジでこれからどうするんだ?はなは文筆業のためそう遠くない将来東京に行くんだろうし、吉太郎は帰ってくる気はなさそうだし、おとうは頼りにならないし... #花子とアン
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 6月 6
かよは綺麗になったな。近代史の本に出てくる大正美人そのものだw #花子とアン
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 6月 7
醍醐さんは会社勤めにしては装いが華やか過ぎる気がする。 #花子とアン
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 6月 7
すっかり偉くなった宇田川さん。有言実行。気概もプライドも凄い。職業作家かくあるべしって感じだな。「普通」じゃダメなんだ。 #花子とアン
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 6月 7
梶原編集長、醍醐さんを連れて独立。はなの作品を出版第一号に!?あわよくばはなは新雑誌の看板作家に!?いやあ、絵に描いたような幸運が舞い降りてきたな。甲府ではなへのプロポーズの決心をした朝市には気の毒だが、これで彼のことはますますはなの眼中になくなるであろう。#花子とアン
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 6月 7
かよの部屋で久々に会った姉妹二人が対座してるシーン、何度も観返しました。黒木華の表情がよかった。「朝市が本当に好きなのは...」まで言った後、口ごもって「きっと、ほういう取替えの効かない人だよ」と言い直した時が特にね... #花子とアン
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 6月 7