空中散歩ブログ

そらなか004の思い出の保存庫です

忘れられない言葉

ビートたけしが震災直後に語った「悲しみの本質と被害の重み」

NEWS ポストセブン 3月11日(火)7時6分配信

 ↑今朝のTwitterのタイムラインに、この記事へのリンクを貼り付けたツイートが並んでいたことで、ネット上に再掲載されていることを知りました。

 東日本大震災直後に世に出たこのビートたけしの言葉は、当時週刊ポストに載っていたのをリアルタイムで読みました。

 震災直後、各界の著名人がメディアを通してお見舞いのコメントを出したり、こうして紙媒体を通して意見や思うところを表明していて私もいくつか目にしましたが、その中で最も印象的だったもののひとつが上記リンク先に再掲載されている、たけしの言葉でした。

 この震災を「2万人が死んだ一つの事件」と考えると、被害者のことをまったく理解できないんだよ。  

 そうじゃなくて、そこには「1人が死んだ事件が2万件あった」ってことなんだよ。

 ↑特にこの部分。ホントに、ついここを間違えがち。これが震災。

 毎年3月11日に真っ先に頭をよぎる言葉です。何万人の人々の平穏で幸せな日常が1日にして奪われてしまったあの日。

 あらためてその事実を噛み締めながら、亡くなった方のご冥福と、途方もない時間がかかるかもしれないけど、被災地の真の復興を祈る3月11日です。