空中逍遥ブログ

そらなかのちょっと長い呟きです。

遠い日の小さな不思議

 日付は変わってしまいましたが、本日(5日)の夕方の話。ちょっとした用事で出向いた地元の家電量販店。そこのプリンター売り場で、店員の説明を聞いている中年男性の顔に見覚えが。「誰だったっけ?」と思ったけど、その時は思い出せず。

 それから約1時間後くらいか、その家電量販店から程近いセブンイレブンの駐車場にて、先ほどの見覚えのある中年男性が買い物を済ませ車に乗り込むところに遭遇。ここでようやく思い出しました。その人は、私が今から12~3年前に働いていた会社で、当時私が配属されていた部署の総責任者のような立場におられた、Iさんという方でした。

 いずれのケースも少しはなれたところから、こちらが一方的にお見かけしたというだけで、声を掛けたりということはなかったのですが、久しぶりにIさんをお見かけして思い出したことがありました。このIさんには2つほど、ちょっと不思議な忘れられない思い出があるのです。

 この話、確か、昔やっていたブログに書いたことがあったような記憶があったので、先ほど今もネット上の片隅に残っているそのブログを訪ね、該当する記事を探してきました。↓↓

  ある日俺が、1時間半遅れの昼食タイムをとるためにエレベーターで1階に降りると、Iさんがエレベーター待ちをしていました。すれ違いざま呼び止められ、不機嫌そうな顔で、「あんた、さっきワシが事務所の前で呼び止めたのに、無視して行ったのう?頼みたい用事があったのに...」なんて言われたんです。 

 はて?そんな憶えは全く無い当方は、「それって、いつごろですか?呼ばれた憶えはないんですケド...」と訊ね返しました。するとIさん、「30分くらい前よ!まあええわ。用事は他の者に頼んだけぇ」  

 はて?30分前といえば、俺は作業場に居て、なんともキリの悪い仕事のために昼休憩を取る時間がなかなか作れないまま、2つの仕事を同時に抱えて、あたふたと作業場中を動き回っていたのです。とてもじゃないけど、作業場がある棟とは別の棟にある事務所の前あたりに居られるワケはないのです。あの時、あの作業場に居た作業者全員が証人です。 

 Iさんは、横顔と後姿をチラとしか見て無いけれど、間違いなく俺だったと言い張っていました。でも前述の通り絶対に俺ではありません。あの日、その時間に、事務所の前を歩いていたのはいったい誰だったのでしょう?少なくとも俺の知る範囲内では、俺と顔や背格好が似ている人って、あの会社には居ないかったと思うんだけど... 

 ただ、短期派遣や短期バイトなど、人の出入りの激しい会社だったから、ひょっとしたら俺によく似た人が居た可能性も無きにしも非ずです。 

 

  Iさんに関しては、実もうひとつ似たようなエピソードがあります。 

 

 ある日、俺が居た作業場の責任者さんにIさんから電話が入り、俺に出来れば今日中にやっておいてほしい雑事があるので、その旨を俺に伝えておくよう指示したそうです。

 ところが、日頃から激務に追われる責任者さん、やらなきゃならないことが何重にも重なっていたせいもあってか、俺にそれを伝えるのを忘れていたらしいんですな。その日の終業間近に伝え忘れていたことを思い出したようで、もう夜遅い(なにせ22時までの残業なんて当たり前の会社ですから)し、主任(Iさん)には、帰り際に自分のほうから詫びと断りを入れておくので、明日朝出勤してきたら、まずその雑事をやっておいてと俺に言って来ました。 

 了解し、まだ残りの雑務をやっている責任者さんを残して、一足先に作業場を出たところ、エレベーターの前で、我らが作業場のあるフロアーに上がってきたIさんに会ったんです。 

  こりゃ、俺と責任者さん怒られちゃうかな?と内心ドギマギしながら、「それじゃ、お先に失礼します」と挨拶したら、な、なんとIさんから返ってきた言葉は、「おお!頼んだことやっといてくれたんじゃのぉ~。ありがとぉ。お疲れさ~ん」でした...???