空中散歩ブログ

そらなかのちょっと長い呟きです。

ロジャース・コゾフ・フレイザー・カーク


FREE - Songs of yesterday (1970) - YouTube

 時々、忘れじの英国ブルース・ロック・バンドであるフリーのライブ映像を観たくなります。動いてるこの4人と彼らが奏でる音楽がもたらしてくれる高揚感に並ぶものは、全盛期のザ・フーのソレくらいかな。 

 もっともフーはいくつも映像作品が世に出ているし、自分も過去に所持していたこともあったりして何度も何度も見返しているから、今現在フリーをこうしてYou Tubeで観ているときの気分の高まりには及ばないですね、やっぱり。 

 長髪に髭のムサい兄ちゃんだけど、マイクスタンドを持って歌い始めるとこの上なくセクシーでソウルフルなヴォーカリストに変貌するポール・ロジャース、アンプに倒れこむような姿勢で、苦悶を顔に浮かべながら、命を削っているかのようなギター・プレイを聴かせてくれる故・ポール・コゾフ、そのファンキーなベースプレイでフリーの楽曲をドラマチックに演出する、当時はティーンエイジャーだったアンディ・フレイザー、背中に重い石でも背負ってるかのようなヘヴィーなドラム・サウンドを響かせているのは、サイモン・カーク。

 代わりなど効かない、この4人でないと出せないサウンドと醸し出す空気、ポップ・スターではなく、あくまで「ロック・ミュージシャン」であることを暗に主張しているかのような、ある種の粋がりのようなものを強く感じられるバンドとしての佇まい...ホント、素敵過ぎるロック・バンド。マジで観るたびに惚れてしまいますわ。