あなたも おおかみに~♪ かわり~♪ます~かぁ~♪
本日たまたま入ったお店で懐かしい歌が流れていました。石野真子の1978年のデビュー曲「狼なんかこわくない」です。次に流れてきたのが2ndシングルの「私の首領」だったから、店内で真子ちゃんのベスト盤でも流していたんじゃないのかな?
現在は女優メインながら歌手活動も再開されていると聞く石野真子ちゃんは、70年代後半から80年代初頭にかけての大変な人気アイドルでして、当時、小学校高学年~中学生で色気づいてきた私も、TVで見るのが中心でしたがファンでした。(笑)
さて、今日ひょんなことから耳にした真子ちゃんのデビュー曲「狼なんかこわくない」ですが、ちょっと思い出がありまして...
この歌の歌詞の中に、 “鼻が邪魔だと 誰かが言ってたわ 古い映画の 台詞だったかしら?” っていうのがあるんですけど、小学生だった私は、ずっとこの部分が心に引っかかっていたんです。「はて?“鼻が邪魔だ”なんて、おかしな台詞がでてくる映画とはなんぞや?」ってね。(笑)
この歌のヒットから数年後、中学3年の時、たまたまテレビで「誰がために鐘はなる」という古い映画を放映してて、私はなにげに観てたんです。映画そのものの印象は、個人的には退屈であまり残らなかったけど、この映画の中に、主演女優のイングリット・バーグマンの台詞で「キスをするとき鼻は邪魔にならないのかしら?」ってのがあったんですね。
これ、かなり有名な台詞なんだけど、当時はそういうこと知らなかったからね。「ああ、“古い映画”ってのは、この映画のことだったんだな~」って、偶然とはいえ、数年来の疑問が解けたもんだから、あの時はやたら感動しましたね...
ただ、それだけの話なんだけど、感動的なほどに真子ちゃんの歌は懐かしかったのでね。「それだけ」な思い出まで蘇ってきちゃったってところかな?やはりそれは、彼女が私が最初に好きになったアイドルさんだったからでしょうかね?