空中逍遥ブログ

そらなかのちょっと長い呟きです。

はじめての崇徳院?

  『ちりとてちん』ファンとして「愛宕山」に続いて忘れられない噺が、大ネタのひとつである「崇徳院」です。

 忘れられない素敵なエピソードであった第36話で、末っ子弟子の四草が、徒然亭草若一門への復帰を決意するきっかけとなった噺であり、その四草が、師匠の草若から「お前に向いている噺や。お前はこういう噺も出来る男や」と言われた思い出の噺であり、落語界を離れていた時期も、拠り所のように彼がずっと大切にしていた噺です。

 『ちりとてちん』をきっかけに上方落語に関心を持つようになった身としては、是非、この噺の音源(CD)を持っていたいと思うようになるのは道理。

 当初は上方の大御所で人間国宝桂米朝師匠のものを...などと思っていましたが、Amazon で、落語のCDを物色しているうちに目にした↓このCDの方が「ちりとてちん」経由の超新参の上方落語ファンとしては正しい選択かな?と思うようになり、購入を決意したのが、『ちりとてちん』では、徒然亭草若一門の一番弟子である草原(そうげん)兄さんを演じておられた、桂吉弥さんの「崇徳院」が聴けるこの『桂吉弥のお仕事です(3)』というCDです。ちなみに吉弥さんは、先に名前を出した米朝師匠の孫弟子にあたる人でもあります。米朝師匠の弟子である故・桂吉朝さんのお弟子さんですな。

桂吉弥のお仕事です(3)

桂吉弥のお仕事です(3)

 

  昨日の夕方、Amazonより我が家に届きました。思えば、私より年下の落語家さんの作品を購入するのは初めてですわ。(笑)

 『ちりとてちん』の本放送が終わった直後くらいに収録された音源のようで、「崇徳院」と一緒に収録されている、やはり百人一首の中の短歌を元にした噺である「千早ふる」の枕では、『ちりとてちん』に出演したことによって落語ファン以外の多くの人たちに顔と名前を憶えて貰う事となったことにより発生したエピソードや、米朝師匠の下で修行していた頃のエピソードなどが聴けて興味深いです。

 

 なんていうか、今の私は、上方落語に対して、ロックをはじめとするポップ・ミュージックの中で、それまで踏み込んだことがなかった分野やアーティストに出会い、その音楽がその時の私の感性にピッタリとハマった時に発生する衝動に似たものを感じていますね。