空中逍遥ブログ

そらなかのちょっと長い呟きです。

算段の平兵衛


桂米朝 Beicho Katsura 算段の平兵衛 落語 Rakugo - YouTube

 現在NHK-BSにて絶賛再放送中の「ちりとてちん」の主要キャスト群のひとり、徒然亭草若一門の四番弟子である徒然亭四草(しいそう)は、私の贔屓です。(笑)彼は、師匠である草若の演じる「算段の平兵衛」に惚れこみ落語家を志し、草若に弟子入りしたそうです。ただ、憧れているのは演じた草若本人より噺の中の「算段の平兵衛」なんだそうです。平兵衛のような男になりたいんだとか。(ドラマの中の本人談)で、ペットの九官鳥の名前も「平兵衛」。で、この九官鳥の平兵衛が、四草が落語家への復帰を決意する大きなきっかけを作ったワケだけど、それは別の話。(笑)

 ひとつ前の記事に書いたように、私は落語にえらくハマっていた時期が過去にあり、かなりの噺をカセットテープで集め、聴いていましたが、9割以上江戸落語ばかりで、「ちりとてちん」というドラマの根幹にある大阪の落語「上方落語」には殆ど馴染みがなく、「算段の平兵衛」という噺も知りませんでした。

 ドラマ「ちりとてちん」にハマり、上方落語に出会い、徒然亭四草の贔屓になったのも何かの縁。幸い今はインターネットの時代。私もパソコン・ユーザーでネット・ユーザー。オマケにインターネットにはYou Tubeをはじめとする動画サイトがあり、そこには落語の動画や音声もゴロゴロある。(笑)暇なときにでもネットで少しずつ聞いて、上方落語に親しんでいこうと思い立ちました。

 で、その第1弾が、贔屓の四草が憧れたという「算段の平兵衛」。演じるは上方落語に疎い私でも昔から知ってる大名人、三代目・桂米朝ウィキペディアによると、人を殺めてしまう噺だけに、演者の技量が試される、かなり難易度の高い噺のようです。かの四草も、この噺を高座にかけれるような噺家になることが大きな目標だったのでしょうね。大名人は、陰惨さや後味の悪さなど微塵も感じさせない、庄屋の死体と平兵衛を巡る(笑える)群像劇のように仕上げていますね。