THE WHOは大好きなんですけど、よく聴いたし、必携だと思っているのは1965年のデビューアルバム『マイ・ジェネレーション』から1972年の『四重人格』までの6枚のスタジオ・アルバムと『ライブ・アット・リーズ』などの全盛期のライブアルバムです。
だから、1970年代半ば以降に発表されたアルバムは、過去に所持していたことはあっても、関心の度合いははかなり薄かった私なのですが、最近、久しぶりにCDを買いなおした『ザ・フー・バイ・ナンバーズ+3』がヤケに心地よいっていうか、これまでじっくり聴き込まなかった分、新鮮に響いてきているんです。
なんたってピート・タウンゼントの制作した楽曲群だし、ロジャーも歌い手として最高潮の域に達したと思われるし、これまでは、頭数をそろえる的に持っているだけに近かったこのアルバムを、THE WHOのファンを自認してる者として、今、ちゃんと聴きたいという気持ちでいます。前述の作品群と比べると、ややインパクトに乏しく地味っていう感想が果たして覆るかな?そこまでは行かなくとも、自分の中での『ザ・フー・バイ・ナンバーズ』の位置づけが変わるくらいはあるような予感がしています。
- アーティスト: ザ・フー
- 出版社/メーカー: USMジャパン
- 発売日: 2013/02/20
- メディア: CD
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